印刷博物館
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公開日:2023/04/10 | 更新日:2023/04/10
東京都
企業博物館
歴史資料館
  • 施設の正式名称 : 印刷博物館(いんさつはくぶつかん)
  • 施設の住所 : 日本, 東京都文京区水道1丁目3−3 トッパン小石川本社ビル
  • 施設の連絡先 : 03-5840-2300
  • 所有者 : 凸版印刷株式会社
  • 運営母体 : 凸版印刷株式会社
  • 運営母体の連絡先 : 03-3835-5636 (広報本部 広報部)
  • 空間デザイン : トータルメディア開発研究所
  • 料金体系 : 有料
  • イヤホンガイド : 無。いんぱくポッドキャスト有
  • 予約の必要 : 無。印刷工房などのワークショップは要予約

※ 掲載当時と情報が異なっている場合がありますので、開館時間、休館日、イベント等、正確な最新情報は公式URLをご覧ください

この施設の設立趣旨

印刷博物館は「印刷文化学」の確立と発展に取り組んでまいります。
ー 印刷が果たしてきた役割
印刷博物館は開館以来、印刷が人々の生活に果たした役割を、おもに展示活動を通じて広く公開してきました。その内容は、日進月歩で進化を遂げる印刷の技術的な側面ばかりではなく、印刷とは何かという本質的な問い──すなわち印刷の社会性やその歴史がもつ文化的側面──を追求した成果でもあります。そして、こうした活動こそが20年を経た今も変わらず、私たちの使命であると考えています。
今、私たちはコミュニケーションのあり方がめまぐるしく変化する時代に生きています。それは15世紀に起こったグーテンベルクによる活版印刷の情報革命をも凌駕する、デジタル技術によるメディアの大変革期を迎えているためです。
ー 印刷文化学とは
印刷メディアの転換点である現代こそ、歴史上の重要なポイントであると私たちは捉えています。今、独自に「印刷文化学」を構築するのも、長い歴史をもった印刷の文化的蓄積が体系化されるべきと考えるからです。「印刷文化学」とは、これまで本格的に取り上げられることのなかった印刷と人間の関係を、文明史的なスケールの視点から捉え直し、これに携わった人類や社会の営みについて検証を加えるものです。
私たちは現代と未来の情報メディアのあり方を模索するうえで重要な指針となり、コミュニケーションの発展に有用な新しい学問領域となるよう、この挑戦に取り組んでまいります。

(公式URL「博物館の理念」より)


<2023年2月 来訪>

リニューアル前の2018年に一度訪れていて、その際に今まで見たどの博物館とも違う造りだったのでとても感動した覚えがあります。

企業ミュージアムのようでいて一切その雰囲気がなく、厳かな雰囲気の博物館。

入館者が実際に動いている印刷機を見たり、活版印刷の体験もできる「印刷工房」という取り組みが素晴らしいと思い、いつかこの館についてインタビューさせていただきたいと思っていた場所でした。

印刷技術の動態保存と体験保存という形はリニューアル後も変わることがなく、ますます充実した博物館となっていました。

(木原)